こんにちは、動画編集者のゆめです。この記事は、スクールに通わず完全独学で月20万円以上を安定して稼げるようになった、私自身の体験をもとにした超・実践的なロードマップです。
こんな不安はありませんか?
- 「スクールは高いし迷う。でも独学だけで案件って獲れる?」
- 「そもそもどの順番で何をやればいいの?」
ネット上には情報が溢れていますが、実際に“独学で仕事を獲るまで”のリアルな手順を体験ベースで解説している記事は少ないですよね。この記事では、初心者・未経験からでも道筋を外さずに進めば到達できるステップを、私の実例と失敗談も交えて紹介します。
1. スタート準備編
1-1. そもそも、なぜ動画編集だったのか(背景とリアル)
私は新卒でIT系企業に就職し、約4年間勤務しました。そこでは月70時間を超える残業が常態化し、上司の理不尽な指示も多く、チームの雰囲気は常にピリピリ…。心身ともに限界を迎えました。
「このままここで働き続けて、将来は大丈夫なのか?」と不安を抱えつつ転職活動をしましたが、なかなかうまくいかず…。そんな時にYouTubeで偶然目にしたのが「フリーランス動画編集で月100万!」という動画。
もちろん、最初から月100万なんて現実的ではありません。ですが、在宅で働ける/早起き不要/人間関係を最小限にできるという点に強く惹かれました。
「100万円は無理でも、ストレス少なくある程度稼げたらいいかも」
そう考えて動画編集に挑戦を決めました。
1-2. 独学を選んだ理由
- 前職でPCスキルやクライアント対応の基礎がすでに身についていた
- 大学時代にiMovieで卒業ムービーを作った経験があったため、完全初心者ではなかった
- スクールの華やかな実績推しに少し違和感があった
私は自分のペースで黙々と作業するのが得意で、質問を頻繁にするタイプでもないので、スクールに通うより独学の方が合っていると判断しました。
※補足:もちろんスクールにはメリットもたくさんあります。質問環境や伴走サポートは大きな安心材料です。ここでは「私の状況には独学が合っていた」という話にすぎません。
1-3. 機材の考え方(最初から完璧じゃなくてOK)
動画編集を始めるとき、多くの人が「機材は何を揃えればいい?」と迷います。私も最初は悩みましたが、結果的に以下の構成で落ち着きました。
- PC:ゲームがやりたくてガレリアのゲーミングPCを購入。結果的に編集にはGPU(グラフィックボード)が重要なので相性が良かった。
- モニター:デュアル環境を強く推奨。片方で編集、もう片方で検索や素材確認をするだけで効率が2倍以上に。
- ストレージ:動画は容量を食うので外付けHDD必須。私は4TBを使用。
1-4. ソフトの選び方(案件目線)
無料ソフト(DaVinci Resolveなど)で学ぶこともできますが、実際の案件はPremiere Pro指定が圧倒的に多いです。
- サムネイル → Photoshop
- 簡単なモーショングラフィックス → After Effects
私はAdobeコンプリートプランを契約しました。出費は痛いですが、案件で求められるソフトを揃えておくことが最優先だと感じました。
1-5. 完全無料の学び方(私の実践)
私はYouTubeを教科書代わりにしました。
- 「Premiere Pro 使い方」と検索 → 見ながら同じ操作を実践
- 詰まったら検索 → 最近はChatGPTで解決することも多い
- 約2週間で基本操作は理解できるようになりました
👉 大事なのは「視聴で終わらせないこと」。必ず手を動かす。さらにショートカットを早めに覚えると伸びが速いです。
2. 初案件ゲット編
2-1. まずは登録→リサーチ(観察が9割)
クラウドソーシングサイトは以下に登録しました。
ただし「登録=即仕事」ではありません。最初にやるべきは案件の観察です。
- ジャンル
- 単価
- 納期
- 編集の難易度
- 指示の明確さ
これらをじっくり見て、自分が勝てる土俵を探すことが重要です。
初心者が入りやすいのはビジネス系動画。理由は、企業案件が多く、単価も安定しているからです。
2-2. ポートフォリオは「案件を想定して1本仕上げる」
ポートフォリオは「自己紹介+数秒の編集例」では弱いです。私は台本から撮影・編集まで自分一人で完遂した動画を作りました。
👉 型の例
- 応募ジャンルに合わせてテーマ設定(例:転職の注意点3選)
- 台本を「導入→本題→まとめ」の構成で書く
- スマホで撮影(固定+自然光でOK)
- 編集(不要語削除→テロップ→図版を最小限追加)
- YouTubeに限定公開→URLを営業文に添付
「案件を想定した1本」は、完成度が多少粗くても説得力が違います。
この時作ったポートフォリオがこちらです👇(めっちゃひどいです(笑))
2-3. 営業文(応募メッセージ)の型
営業文は「できることを羅列する」のではなく、約束できることを明確にするのが大切です。
👉 基本フォーマット(6点)
- 自己紹介(簡潔に)
- 経歴(活かせる経験を短く)
- ポートフォリオURL+見どころを1行
- 使用環境(PCスペック、Adobe CC契約など)
- 稼働可能日・時間(できる/できないを明確に)
- 自己PR(納期厳守・即レス・誤字脱字0)
3. 実務とステップアップ編
3-1. 初回納品の“勝ち筋”
最初の納品で継続できるかどうかが決まります。私が意識したのは以下の3点。
- 過去動画をチェックし、傾向を把握
- テンプレ/マニュアルをまず完コピ
- 納期厳守・即レス・誤字脱字ゼロを徹底
👉 最初は「自分の色を出す」より「正確にこなす」ことの方が信頼につながります。
3-2. 技術詰まりの対処マップ
独学で必ずぶつかる壁が「技術的に詰まる瞬間」です。
- 現象を正しく言語化(エラー文言/再現手順)
- Google/YouTubeで検索
- それでも解決しなければAdobe公式サポート
👉 私は納期前日にAdobeサポートに電話して助かった経験もあります。
3-3. 2件目以降の広げ方
- 実績公開OKなら応募率UP
- 継続案件は評価が積み上がるほど信頼に直結
- 案件は「初案件と同じ基準」で選定
3-4. 地雷案件の特徴(回避術)
- 未払い、振込遅れ
- 無理な修正依頼
- 極端に短い納期
- 数百円レベルの単価
👉 仮払いのあるクラウドソーシングは安全網になります。雑に扱われる案件は見切りも大事です。
4. 収益最大化とその先
4-1. 私の単価アップ実録
- 初案件:5,000円/本
- ディレクター退職のタイミングで(ディレクターに許可を得て)その先の企業に直営業→ 1万円/本
- 工数増加に合わせて交渉 → 2万円/本
- 月10本以上で月20万円を安定化
👉 単価交渉は「継続半年〜1年」「工数増」「他案件の条件見直し」などのタイミングがおすすめです。
4-2. 外注 or ディレクター化 or 職人継続
- 外注:案件拡大できるが、外注が飛ぶリスクや管理コストあり
- ディレクター、マーケター:品質管理・運営を任される場合は月40〜100万規模も可能
- 私の選択:1人で完結。1本2万円×約4時間=時給5,000円ペースで堅実に。
5. まとめ:独学とスクール、それぞれの強み
- 独学:2年かけて月20万円を安定化。実践力・自己解決力が鍛えられる
- スクール:3〜6ヶ月で月20万円の例もあり、質問環境と習得スピードが強み
私は「怒られたくない・自分のペースで進めたい」タイプだったので独学を選びました。
同じタイプの方は、独学でも十分やっていけます。一緒に進みましょう。
参考リンク
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が「独学で行く」と決めた方の現実的な道しるべになれば嬉しいです。
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