こんにちは、動画編集者のゆめです。
今回は、私が会社を辞めてフリーランスになった理由について、リアルな体験をもとにお話しします。
もし今、
- 「正社員しんどい…」
- 「もう会社辞めたい…」
と悩んでいる方がいたら、私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
ちょっと生々しい内容もありますが、当時の気持ちをそのまま綴っています。愚痴っぽく聞こえる部分もあるかもしれませんが、「こんな人もいたんだな」と気楽に読んでいただけたらと思います。
なおこの記事は、実体験をもとに一部演出を加えて構成しています。
登場人物・プロジェクト名などはすべて仮名であり、
所属していた企業や関係者を特定する意図は一切ありません。
きっかけは「HP制作できるよ」の一言
私は中学生の頃からブログにハマっていて、自然とWeb制作に興味を持つようになりました。
大学では情報学部へ進学し、エンジニア系の大手企業に内定。
**「HP制作の部署に配属するよ!」**という言葉に惹かれて、入社を決めました。
しかし――
いざ入社すると、配属先はまさかの「機械系部署」。
「せめて内定前に“配属は確約できません”って言ってほしかった…」
というのが正直な本音でした。
ただ、「異動しやすい会社」と聞いていたので、
まずは経験を積んで希望の部署に異動しようと前向きに頑張っていました。
入社早々に感じた違和感
歓迎会でいきなり、
- 「下の名前で呼んでいい?」
- 「プロジェクト途中に子ども産むとかやめてね」
などと言われ、言葉を失いました。
令和の時代に、これはないでしょ…と今では思います。
さらに、教育係の男性社員からは
「元気ないね?あれ、女の子の日か?」
という発言も。
忙しいプロジェクトを抱えていたからか、「自分で調べろ」としか言われず、まともに教えてもらえませんでした。
その後、教育係は転職し、次の担当者も病んで休職。
結果的に、まだ新卒2年目の私たち2人に“プロジェクトα”が任されることに。
地獄の「プロジェクトα」
私は別の案件も同時に抱えていたので、かなりのキャパオーバー。
そんな中、同期の男性から突然の告白を受けました。
正直まったく興味がなかったので丁重に断ったのですが、それが原因で社内に変な噂を流されました。
「チーム全員と体の関係があるらしい」
なんて、嘘にもほどがあります…。
しかもその後、その同期と2人で新しいプロジェクトβを担当することに。
(告白断るの、もう少し後にすればよかったかも…と後悔)
上司もやばかった
プロジェクトβの上司は、あの歓迎会でセクハラ発言してきた「クソ上司C」。
- 納品当日に「妻の体調が悪くて」と3日休む
- 謝罪なし
- 「俺が社会人のマナーを教えてやらないと」と謎の上から目線
そのうえ、クソ上司Cと例の同期は、私の悪口をわざと聞こえるように言ってくるようになりました。
嫌がらせと公私混同の連続。
同期は病んで辞め、結果的にプロジェクトβの主担当が私に。
残業は月45〜70時間超え。もう限界でした。
テレワーク中も地獄は続いた
コロナでテレワークに切り替わっても、状況は悪化。
- 「納品がない=サボってる」とクソ上司Cに決めつけられる
- 夜に突然始まる進捗確認ミーティングで予定が潰れる
- 他人のミスの報告資料作成をなぜか私が担当
プロジェクトβ+報告資料+サービス残業で、月70時間を超える日々が続きました。
心が折れた決定打
報告会議の日、参加するはずの上司たちが誰も来ない。
クライアントに説明していると、
「ところで、他の上司はどこに?」
と聞かれ、居場所も言い訳も一切なし。
その日の終業間際、上司Dからのひと言が――
「ゆめさん、残業しないの?」
もうダメだと思いました。
体調を崩して3日間寝込み、「モニターを見るのも辛い」と伝えたら…
「モニター見ると震えるらしいでw」
と社内で笑い者に。
唯一ちょっとだけ尊敬していた人だったからこそ、ショックでした。
そして、休職へ
事務の方に勧められて心療内科を受診し、診断書を提出。
正式に休職することになりました。
大企業だったおかげで、傷病手当が支給され、月18万円ほど。
この期間に、転職の準備や「フリーランスという働き方」について調べるように。
転職もうまくいかず…再び挫折
「HP制作の仕事がしたい」と伝えても、未経験は門前払い。
やっと内定が出たのは「アプリ系の仕事」でしたが、配属はまたしても機械系の現場。
スキルレベルも高すぎてまったくついていけず、すぐに退職。
あのときは完全に焦っていました。
正直、履歴書には書きたくない経験です(笑)
フリーランスという選択肢
もう人とチームで働くのが嫌で仕方なかった私。
そんなときに見つけたのが、「フリーランス動画編集」という働き方でした。
- 人間関係、ほぼゼロ
- 朝は自分のペースでOK
- 通勤ゼロ、完全在宅
- 無駄な会議なし
- 嫌がらせもなし
もちろん不安もありましたが、
ストレスのない働き方を選ぶことが、私には何より大切でした。
今でも、こう思いながら生きています。
「理不尽な相手には、さよなら。」
最後に、悩んでいるあなたへ
もし今、
- 「会社、辞めたいな…」
- 「毎日がしんどいな…」
そんな気持ちを抱えているなら、どうか無理しすぎないでください。
合わない人からは、離れてもいい。
「自分が弱いからじゃなく、誠実だからこそ無理だった」と自分を認めてあげてください。
ちゃんと頑張っている人には、ちゃんと“合う場所”があると私は信じています。
焦らなくていい。
一度立ち止まる時間も、人生には必要です。
私はあの時、勇気を出して辞めて本当に良かった。
今では心からそう思えています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし少しでも共感してもらえたら、ぜひコメントやシェアで教えてください。
同じように悩む方のヒントになれば、すごく嬉しいです。
そして、この体験をもとにした動画もYouTubeで公開しています👇