会社辞めたら手続き地獄だった話|正社員→フリーランスのリアル体験談まとめ

動画編集
ゆめ

元エンジニアの動画編集者
独学のみで月収20万円突破!

こんにちは、ゆめです。

この記事では、私が「正社員を退職してフリーランスになるまで」に体験したリアルな手続きやお金の話をまとめています。

退職後の保険、年金、住民税、扶養、そして開業届や確定申告など……。

「自由だ!」と思っていたら、まさかの“手続き地獄”。

これから会社を辞めてフリーランスになる人のために、私の体験を時系列で整理しました。

※この記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。


◆ 私の経歴ざっくり

  • 2018年4月:A社(SE職)に新卒入社
  • 2022年3月初旬〜4月初旬:適応障害で1ヶ月休職(傷病手当)
  • 2022年4月初旬:A社を退職 → 保険・年金の手続き
  • 2022年5月:転職活動&結婚(ただし扶養に入らず)
  • 2022年6月初旬:B社(SES)に転職
  • 2022年6月中旬:2週間でB社を退職 → 離職票2枚で保険・年金・ハロワ
  • 2022年6月〜9月:失業保険受給+ハロワに申告しながら副業も少し
  • 2022年9月:フリーランスとして開業届を提出
  • 2023年3月:初めての確定申告(正社員+フリーランス)

◆ 退職して最初にやった手続き(保険・年金)

A社退職後、区役所で「社会保険から国民健康保険」「厚生年金から国民年金」への切り替えをしました。
初めての経験で不安いっぱいでしたが、手続き自体は1日で完了。

🔸 ポイント:退職後14日以内に切り替えが必要です!

また、ハローワークでの失業保険の申請は保留。 このときは「すぐ転職するつもり」だったので、申請していません。


◆ 転職してすぐ退職→失業保険の申請へ

6月にB社へ入社したものの、内容が合わず2週間で退職。 A社・B社の離職票2枚を持って、
また保険・年金の手続きと
ハローワークで失業保険を申請しました。

A社での勤続年数が4年あったこと、 また、休職時に診断書を提出していたことで「会社都合退職」扱いになり、 3ヶ月待機なし・7日間の待期後に90日分の失業手当が支給されることに。


◆ 副業しながら失業保険はOK?

失業手当を受給しながら、
就職活動もしつつ、正社員・パート・フリーランスで迷っていたので
クラウドソーシングで動画編集の副業を少しだけやっていました。

毎月ハロワに「働いた日」「時間」「金額」を正直に報告し、 その分手当は減額されていました。
※アルバイトや副業など働いた日数や金額をハローワークに申告しないと不正受給になるので注意!

ただしクラウドソーシングの働き方は説明が難しく、伝わりにくい場面もありました。

👉 結論:「収入があるなら報告必須」ですが、迷うくらいなら働かず就活に集中した方が楽かもしれません。


◆ 退職後の保険料・住民税、めっちゃ高い!?

失業手当を受給終了後、
いろいろ迷い、9月にフリーランスになると決めて開業届を提出。

でもその頃、来ていたのが2021年の年収(正社員時代の450万円)ベースで計算された国保と住民税。

  • 国民健康保険:約3万円/月
  • 住民税:約5万円×年4回(年間約20万円)

全然稼げてない時期だったので「とても払えない!」と思い、区役所に相談。

「今は退職後で収入が激減している」と伝えると、 減額や免除制度を案内してくれました。


◆ 年金は免除すると将来減る?

年金も「払えない」と相談すると、 収入状況に応じた免除制度を案内されました。

  • 免除すると将来の支給額が減る可能性あり
  • でも「未納」にするよりは免除申請の方がマシ
  • 後から「追納」も可能

つまり「払えないなら、ちゃんと相談しよう!」です。


◆ 初めての確定申告もなんとか乗り越えた

2023年3月、人生初の確定申告。
正社員+フリーランスのミックス収入で超不安でしたが、
e-Tax(国税電子申告・納税システム)で無事完了。

  • 経費としてPCやPremiere Proなどを申請
  • 離職票・源泉徴収票を見ながら入力
  • マイナンバーカードでログイン

時間はかかりましたが、やってよかったです!


◆ 保険・税金の金額推移(まとめ表)

支払い年対象年収国保(月額)住民税(年間)状況
2022年約450万円(2021)約30,000円約20万円正社員退職、無職、失業手当など
2023年約160万円(2022)約7,000円約7,000円副業+開業届後のフリーランス
2024年約110万円(2023)約8,000円約8,000円フリーランス、単価アップ前
2025年約300万円(2024)約20,000円約20万円フリーランス、収入安定・継続中

※前年の収入に基づいて計算されるため、前年のがんばりが翌年の保険料に直撃します。


◆ 扶養の話も少しだけ(2025年6月時点)

2022年5月に結婚しましたが、私は夫の扶養に入りませんでした。 理由は、フリーランスになる可能性が高く、扶養を出たり入ったりするのが夫の会社に迷惑だと思ったからです。

※配偶者の扶養に入ると保険料が安くなったり免除になる場合があります。
ただ、フリーランスの場合は入るには難しいこともあるみたいです。


◆ まとめ:フリーランスになる前に最低限これだけは!

  • 保険と年金は14日以内に手続き!
  • 扶養に入るかどうか、見込み収入で考えて
  • 稼げない時期でも保険・住民税の請求は来る(要注意!)
  • とにかく困ったら役所に相談!

退職して自由になるのはすごくいいことだけど、制度を知らずに進むとめっちゃ損します。

「めんどくさいな…」と思っても、早めに動けば意外とスムーズです!


▶︎ 使用している機材の紹介はこちら

タイトルとURLをコピーしました