こんにちは、動画編集者のゆめです。
今回は、私が 「会社員からフリーランス動画編集者になった」リアルな体験談 をまとめました。
正直、華やかさゼロ。泥臭くて、愚痴多めです(笑)
でも、これからフリーランスを目指す人、会社を辞めたいと悩んでいる人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
エンジニア時代:地獄のような4年間
新卒で入社したのは大手のエンジニア会社。
希望はWeb制作だったのに、なぜか配属は機械系。
しかも、仕事内容は見えない作業ばかりでやりがいゼロ。
2年目からは月残業45〜70時間が当たり前。
社内は愚痴だらけ、上司は現場に無関心。
そしてある日──
クライアントとの大事な会議に、上司5人全員が無断欠席。
私1人で対応する羽目になり、「上司全員なんできてないの?」ってクライアントは激怒。
この一件で限界を迎え、休職→退職 に踏み切りました。
転職活動で「60万円」請求された話
退職後、転職エージェントに登録したのですが…
数回の面談のあとに
「このサポート、実は有料で60万円です」と告げられて唖然。
「年収アップするので実質無料ですよ♪」と言われましたが、
即ブロックしました。
その後、doda経由で別の会社に転職してみたものの、
聞いてた仕事内容と全然違う…
結局、数週間で辞めました。
フリーランスを目指したきっかけはYouTube
そんなとき、YouTubeで「動画編集で月収100万円」という動画を発見。
「この人も未経験から?…じゃあ私でもいけるかも」と思い始めました。
もともと大学時代に動画制作の経験もあり、Web制作にも興味があったので、
「これだ!」と直感。
当時はすでに結婚していたので、夫に相談。
快く応援してくれて、
私は自分の生活費や奨学金、交際費などは払う前提でスタートしました。
下積み時代はマジで地獄だった
まだ正社員時代の貯金があったので
まずは 20万円のPC と Adobeコンプリートプラン を購入。
■今でも愛用しているPC👇
■動画編集始めるならAdobe一択👇(無料期間あり!)
独学を選んだ理由はこの3つ:
- お金がなかった
- パソコンスキルに自信があった
- 社会人経験で最低限の仕事マナーはあった
でも、月20万円を安定して稼げるようになるまでに2年 かかりました。
今思えばスクールもありでしたね…
YouTubeでPremiere Proを学び、
自分で台本・撮影・編集・ポートフォリオ作成。
クラウドソーシングで営業を開始。
最初は「ゆっくりムービーメーカー」の案件もやりながら、
ビジネス系動画編集(Premiere使用) に粘って応募し続け、
やっと1本5,000円の案件を獲得できました。
信頼を得るために徹底したこと
- ✅ 即レス・即対応
- ✅ 納期厳守(むしろ前倒し)
- ✅ 同じミスは2度しない
この3つを死守して、なんとか継続案件へ。
でも、まだまだ生活できない…
地雷案件も大量に踏みました。
- 単価アップと聞いていたのに10円しか上がらない
- テストと本番の内容が違う
- サムネ修正20回
- ディレクターが動画を見てない&修正横流し…など
心が折れそうな日も多かったです。
安定のきっかけは「直営業」
そんな中、企業案件のディレクターさんが退職するという話に。
「私から企業に直接営業していいですか?」と許可を得て、
企業のSNSから営業DMを送りました。
すると──
返事が来た…!
そして、直契約成立。単価も1万円にアップ!
その後も信頼を積み重ね、今では
1本2万円の継続案件として契約中 です。
現在の働き方と、これから
- 1本:2万円
- 本数:月10本前後
- 月収:20〜30万円
すべて 自分で編集・外注なし
1本あたり4〜6時間で完結するので、時間的にもかなり余裕があります。
今はこの1社に全力。
浮いた時間でブログやYouTubeを育てたり、
大好きなお笑いライブにも行ってます(笑)
フリーランス動画編集者になった結果【まとめ】
項目 | Before(会社員) | After(フリーランス) |
---|---|---|
年収 | 約450万円 | 約300万円 |
社会的信頼 | 高め | たぶん低い |
朝の自由 | なし | ゆっくり起きられる |
人間関係のストレス | 多い | ほぼゼロ |
働く時間 | 拘束される | 自分で決められる |
「地雷案件を避ける力」と「継続案件に全力を注ぐ姿勢」
この2つが、今の働き方を支えてくれています。
最後に
この記事が、今まさに悩んでいるあなたの
背中をちょっとでも押せたなら嬉しいです。
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