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こんにちは、動画編集者のゆめです。
この記事では、私がかつて芸人を目指していたところから始まり、
夢を諦め、ブラック企業で働き、心が折れ…
そこから「動画編集」と出会って、独学でフリーランスとして月20万円以上稼げるようになるまでのリアルな道のりをお話します。
きれいごと抜きで、私が歩んだ“迷いと挑戦”の記録です。
小学生の夢:「人を笑わせる仕事がしたい」
私の最初の夢は、小学生のときに始まりました。
クラスの出し物で自分が考えたギャグを披露したら、
クラス全員が笑って、先生まで涙を流して笑ってくれた。
その瞬間に思ったんです。
「ウケるって…最高やん!」
それからずっと「芸人になる!」と決めて、
高学年になっても友達と漫才を披露したりしてました。完全にその気(笑)
親の一言で、夢は“終了”した
でも中学生のとき、勇気を出して親に「芸人になりたい」と言ったら、
返ってきたのはこの言葉でした。
「そんな世界、厳しいよ。普通に就職しなさい」
親を悲しませたらあかんなって思い断念。
エンジニアという“現実的な夢”へ
ちょうどその頃、HTMLでホームページを作るのが流行っていて。
「プログラムっておもろいやん!」と思って、エンジニアを目指すようになりました。
でも内心ではまだ、
「人に何かを“伝える”仕事がしたいな…」
そんな思いがずっと残っていました。
大学でも「夢に向き合うこと」が怖くなっていた
情報学部に進学し、将来はIT企業で働く予定の私。
でもある日、当時の彼氏に打ち明けてみたんです。
「ほんとは、芸人になりたいって思ってた」
すると、彼の一言。
「彼女が芸人とか無理」
今の私なら反抗するやろうけど、若気の至りで彼氏の言うこと聞く💓!みたいな感じでした(笑)
就職。でも理想とはかけ離れていた
卒業後はエンジニア企業に就職。
「HTML触りたいです!」と希望を出したのに、配属はロボット系の部署。
「いや、話違うやん…」と思いながらも、我慢して4年間働きました。
けど現実は…
- 月70時間を超える残業
- 何度出しても無視される異動願い
- 部下に責任を押し付ける上司
不満がどんどん募っていきました。
心が“プツン”と切れた日
会社で出会った人とお付き合いし、結婚の話も進んでいました。
でも、婚姻届を出す数日前。
仕事で嫌なことが重なり、
私は突然「もうムリだ」と感じてしまって、休職することに。
「結婚前にこんなことになって、ごめん」
今の旦那は「気にしないでいいよ」と言ってくれましたが
ずっと、自分を責めていました。
転職も失敗して、自信を完全に失った
その後、結婚して転職活動を始めましたが、全然うまくいかない。
やっと入社したエンジニア系の会社も、職場環境がひどくて…
なんと、たった2週間で辞めてしまいました。
旦那は「大丈夫だよ」と言ってくれたのに、私は
「また迷惑かけた…」
という罪悪感でいっぱいでした。
「このまま終わりたくない」ただそれだけだった
貯金は減っていく。奨学金の返済もある。
でも、なぜか「何もしない」という選択肢だけはありませんでした。
「私の人生、このまま終わらせたくない」
「もう一度、自分でやり直したい」
そんな気持ちだけを胸に、私は必死に道を探しました。
「フリーランス」という生き方を知った
ある日、YouTubeで偶然見た「フリーランスの働き方」についての動画。
- 通勤なし
- 好きな時間に働ける
- 人間関係のストレスも最小限
「これ…私が求めてた生き方ちゃう?」
ビビッときたんです。
でも「エンジニアフリーランス」は違った
最初は「フリーランス=エンジニアかな?」と思ってましたが、
実際に働いた経験からすぐ気づきました。
あれは“天才の世界”。超効率重視。戦う人の世界。
私にはムリや、とすぐ判断しました。
「動画編集」……これ、私に向いてるかも?
そのあとに目に入ったのが、「動画編集」という仕事。
最初は「へぇ〜こんな仕事あるんや」としか思ってなかったんですが、
ふと気づいたんです。
「これ、人に伝える仕事やん」
「芸人と同じ、“感情を動かす”仕事やん!」
もしかして、形は違うけど夢を叶える場所がここにあるんちゃうか?
そんな予感がしました。
独学で動画編集、始めました
スクールも一瞬考えたけど、学費がネック。
しかも私は大学時代に少しだけ編集をかじっていたし、正社員経験もある。
「やってみたら案外いけるかも」と思って、独学でスタート。
YouTubeでPremiere Proを学び、ポートフォリオ用に自分が出演した動画を作成。
「転職経験を語る動画」で、人柄も伝えられるように工夫しました。
初案件は5000円。でも“可能性”は見えた
そのポートフォリオを使って、クラウドソーシングサイト、ランサーズで営業。
3件目で、初めて案件を獲得!報酬は1本5000円。
それでも、その月には5万円ほどの収益になりました。
「やれば伸びるぞ」
「この道、ちゃんと進んでみよう」
そう決意しました。
ディレクターが案件を切ってピンチ!でも自分で営業した
最初の案件は、企業 → ディレクター → 私という流れでした。
でも、ある日そのディレクターさんが企業との契約を切ってしてしまい、案件も終了に。
かなりショックでしたが、
ディレクターさんに許可をもらい、
私は思い切ってその企業にSNSで直接営業しました。
「今後も動画編集を担当させていただけませんか?」
ありがたいことに、企業と直接契約に至りました。
努力は、ちゃんと見てもらえる
私はずっと意識してきたことがあります。
- 納期は2日以内
- 誤字脱字ゼロ
- 修正依頼がほぼ出ないレベル
- 音量・画像・テロップ、すべて“わかりやすさ最優先”
その結果、インボイス制度をきっかけに単価交渉にも成功し、1本2万円に。
いまは月10本以上の案件を継続的にいただいて、月20万円以上を安定して稼いでいます。
夢は、形を変えて叶った
芸人になりたかった私。
「人に何かを伝えたい」「感情を動かしたい」
その気持ちは、今でも変わりません。
今はそれが、動画編集という形で叶っていると心から思っています。
最後に:もし今、夢や働き方で悩んでいる人がいたら…
私は何か特別なスキルがあったわけじゃありません。
むしろ、夢を諦め、心が折れ、失敗して泣いて、迷惑をかけて、自己嫌悪の中でもがいてきました。
でも、「もう一回、自分の人生をやり直したい」と思ったその瞬間から、人生は少しずつ変わっていきました。
もし今、
- 働き方に悩んでいる人
- 夢を諦めかけている人
- 「自分には無理かも」と思っている人
そんなあなたに、この話が少しでも届けば嬉しいです。