「フリーランスになりたいけど、どうやって始めたらいいの?」
「会社員を辞めたら税金や保険ってどうなるの?」
そんな疑問を持つ人は多いと思います。
私はもともとIT企業のエンジニアとして4年間働いていましたが、残業が月70時間以上で体調を崩し、退職。
転職もうまくいかず、完全未経験から動画編集でフリーランスになりました。
今ではフリーランス歴3年。動画編集で月20万円以上を安定して稼いでいます。
この記事では、私の実体験をもとに フリーランスになる6ステップ をわかりやすく解説します。
会社員だけでなく、フリーターや主婦(主夫)の方にも参考になる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
STEP1:退職後に必要な税金・保険の手続き
退職するとどうなる?
会社員を辞めると、これまで会社が自動で天引きしてくれていた社会保険や住民税を、自分で支払う必要があります。
私の体験談
退職直後に届いた請求書はこんな感じでした。
- 国民健康保険:月3万円
- 住民税:3か月ごとに5万円
- 国民年金:月1.6万円
前年の年収(450万円)を基準に計算されるため、収入ゼロのときはかなり厳しく感じました。
健康保険の切り替え
- 基本は「国民健康保険」に加入
- 年収130万円以内なら配偶者や親の扶養に入ることも可能
私は「稼ぐつもりだった」ので最初から国保に入りました。
失業保険(失業手当)
退職後、条件を満たせばハローワークで「失業保険」を受け取れます。
「フリーランスか転職か迷っている」と正直に伝えればOK。
ただし、受給中に働く場合は必ず申告が必要です⚠️
隠すと後から返還を求められるケースもあります。
STEP2:開業届を出す
フリーランスとして活動するなら「開業届」を税務署に提出します。
- マイナンバーカードがあれば e-Tax で申請可能
- カードがなければ印刷して郵送でもOK
開業届を出すメリット
- 青色申告が使える(税金の控除あり)
- 個人事業主として正式にスタートできる
扶養と開業届の関係
- 開業届を出しても扶養に入れます
- ただし、収入が扶養の上限を超えたら国保へ切り替え
「小さく始めたい人」=扶養のまま
「がっつり稼ぎたい人」=国保切り替え
インボイス制度について
法人と取引する場合は登録しておいた方が有利です。
未登録だと「経費計上できない」と判断されて案件が減ることもあります。
STEP3:スキルを身につける
フリーランスはスキルがすべてです。
学び方
- YouTubeやブログで独学する
- クラウドソーシングで1件でも案件をやってみる
- 本当に無理ならスクール検討(高額には注意⚠️)
私の体験談
- 退職後に20万円のゲーミングPCを購入
- Adobeコンプリートプラン契約
- 完全独学で動画編集をスタート
スクールに通わなかった理由
- PCやクライアントワークに慣れていた
- 学生時代に動画編集経験あり
- 課題やチーム活動に縛られたくなかった
- 「スクール怪しい」というイメージがあった
(※もちろん良いスクールもあります✨)
STEP4:初案件を獲得する
最初の案件はクラウドソーシング(クラウドワークス、ココナラなど)がおすすめです。
注意点
SNS経由の案件はトラブルも多いので注意。
ポートフォリオが必須
応募にはポートフォリオが必要です。
私は「転職で気を付けること」というテーマでビジネス系の動画を作成して案件を取りました。
体験談
初めて自分の力でお金を稼いだときの感動は今でも覚えています。
STEP5:継続案件を増やす
単発案件を積み重ねると「次もお願いします」と言われるようになります。
信頼される4つのルール
- 即レス
- 誤字脱字ゼロ
- 納期より早めに納品
- 同じミスを二度としない
これだけで自然と継続案件につながります。
体験談
最初は1本5,000円でしたが、誠実に対応することで1万円 → 1万4千円 → 2万円と単価アップ。
今では大口クライアントから毎月安定して案件をいただいています。
STEP6:確定申告をする
フリーランスは毎年2〜3月に「確定申告」が必要です。
基本の考え方
売上 − 経費 = 課税対象
経費にできるもの
- PCやソフト代
- 通信費
- 書籍
最近のルール
- レシートや領収書は「保管のみ」で提出不要
- マイナンバーカードがあればネット申告可能
私は会計ソフトを使っているのでかなり楽になりました。
まとめ:フリーランスは準備と行動でなれる
最初は「怪しい」「大変そう」と思うかもしれません。
でも、ステップを踏めば必ず形になります。
- 税金・保険の手続きを理解する
- 開業届を出す
- スキルを身につける
- 初案件を取る
- 継続案件を増やす
- 確定申告をする
これがフリーランスになる基本の流れです。
私もゼロから始めて、今では安定して暮らせるようになりました。
会社員でもフリーターでも主婦でも、まずは小さな副業から始めるのがおすすめです。
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