動画編集って、学ぶことが多すぎて「結局何を優先して習得すべき?」と悩む人も多いはず。
この記事では、フリーランス3年目・実際に月20万円以上を安定的に稼げるようになった私が、
「これは本当に役立った!」と実感しているスキルをランキング形式で紹介します。
これから動画編集で稼ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
第5位:テロップアニメーションの工夫
テンプレ完コピでOK!独自性より“使いまわし”
初心者のうちは、テロップアニメーションに時間をかけすぎる必要はありません。
私がやっていたのは、
- ディレクターからいただいたPremiereのプロジェクト or 配布されたもの
- 気に入ったテロップだけ「プロジェクトマネージャー」に登録しておく
- 案件ごとに微調整しながら“使いまわす”
というやり方です。
「オリジナリティが大事」と言われがちですが、最初は“完コピ+効率”で十分!
第4位:音量調整スキル
離脱ポイントは「聞こえづらさ」
動画が見られない最大の理由は「画質が悪い」ではなく「音が聞こえない」。
特に、スマホ視聴の多い今、音量バランスが悪いと即離脱されます。
私が実際にやっている音量調整手順は、以下の動画でまとめています👇
第3位:納期厳守・即レス・即対応
スキルより「信頼」で選ばれることがある
- 納期を絶対に守る
- 連絡がきたらすぐ返す
- 同じミスを2度繰り返さない
この3つを守っているだけで、スキルが足りなくても仕事を継続してもらえることがあります。
私自身、動画編集のスキルが不完全だった頃も、
「誠実さ」「早さ」「安定感」で継続依頼をもらっていました。
第2位:わかりやすさ・まとめ力
視聴者の脳みそにやさしい編集を!
たとえば、こんなタイトルの動画があったとします:
「動画編集3年目の私が、1年目の売上を赤裸々公開!」
このとき、テロップをそのまま出すとごちゃごちゃしますよね。
→ 「動画編集1年目の売上を大公開!」など、情報を整理・省略して簡潔にするのがベストです。
また、数字や情報が多くなるときは、
- 箇条書きで出す
- 背景図・イラストで補足する
- まとめスライドを最後に挿入する
などの工夫で、視聴維持率に差が出ます。
第1位:クライアントワーク提案力(相手目線で考える力)
音声トラブルの“事前回避”が信頼につながる
私が編集者として一番トラブルが多かったのが「音声問題」。
クライアント側では、
- ビデオカメラとピンマイクをBluetoothで接続
- 撮影後、mp4ファイル1本のみ納品
という録り方をしていて、そこに落とし穴がありました。
- ピンマイクの電源が入ってなかった
- Bluetooth接続が切れてた
- 録画設定ミス
などで「音が一切入っていないmp4」だけが送られてくることが何度もありました。
さらに厄介なのが、ピンマイクが上書き録音されているため、
元のカメラ内蔵マイクの音すら救えないという状態。
そこで私はこう提案しました:
「ピンマイク音声は、映像といっしょではなく“別ファイル”でください」
つまり、
- カメラ映像(mp4)
- ピンマイク音声(mp3)
この2つを別々に納品してもらうことで、
万が一どちらかが録れてなくても、リカバリーが可能になるんです。
こういった提案は、言い方によってはうるさがられることもあるので注意が必要。
私はエンジニア時代の経験を活かして編集目線で「チェックリスト」を作成させていただき、
現場トラブルの予防策として渡させていただいています。
まとめ:本当に必要なのは“伝える工夫”と“気配り”
動画編集は「センス」「編集技術」も大事ですが、
それだけでは継続的に仕事はもらえません。
- 視聴者のわかりやすさ
- クライアントへの提案と配慮
- トラブルを未然に防ぐ準備
これらのスキルこそが、安定して稼ぎ続ける土台になります。