はじめに
こんにちは、フリーランス動画編集者のゆめです。
最近、会社員の友人からこんなことをよく言われます。
- 「実はフリーランスなりたいねん」
- 「いつか独立したいなって思ってる」
- 「家で好きな時間に働けるって最強やん」
確かに、フリーランスの働き方は魅力的に見えるかもしれません。 でも、実際は「そんなに甘くない」というのが本音です。
この記事では、動画編集で月20〜30万円を安定して稼ぐようになるまでの私のリアルな体験をもとに、
- フリーランスの自由の裏にあるしんどさ
- 会社員から独立する前に考えてほしいこと
を本音でお伝えします。
フリーランスの“自由”は、苦労の上にある自由
今でこそ、家で好きな時間に働けて、収入も安定していますが、 ここまで来るまでにはいろんな「しんどい現実」がありました。
- 「好きなことで生きてる!」みたいなキラキラ感は正直なかった
- 毎月不安定な収入や、納期ストレスとの戦い
- 「これで良かったんかな…」と何度も悩んだ3年間
それでも私がフリーランスを続けているのは、 この働き方が「自分に合っていた」から。
正社員を辞めた理由【実体験】
私はもともと正社員でした。でも、こんな理由で辞めることになりました。
- 上司の責任転嫁・嫌がらせで心が折れた
- チームで働くことに疲れてしまった
- 異動希望を出しても「半年後」と言われた(待てなかった)
- 転職したけど、条件や仕事内容が全く違ってまた挫折
- テレワークに慣れすぎて、出社もバイトも無理に感じた
- 会議を減らすための会議…無駄な時間に疲弊
一度、心身ともに限界で休職もしました。 その時間があったからこそ、「自分のために働く」という選択肢が出てきました。
会社を辞める前に考えてほしいこと
「会社しんどい」「フリーランスいいな」と感じているあなたへ。 勢いで辞める前に、ぜひ以下をチェックしてみてください。
- 給料が不満なら:まず上司や窓口に相談してみる
- 人間関係がしんどいなら:異動を希望してみる
- 条件が合わないなら:転職を検討する
- 副業から始めてみるのも手
- 一旦休職するのもアリ
上記を試してみても「やっぱり無理」と感じたら、 そのときこそフリーランスを選ぶべきタイミングかもしれません。
フリーランスの自由としんどさ【実例】
私がフリーランスになって感じた“自由”と“しんどさ”はこんな感じです。
■ よかったこと
- 朝起きる時間も自由
- 休みは自分で決められる
- 勤怠報告も不要、すっぴんでもOK
- 家で完結、誰にも干渉されない
■ しんどかったこと
- 編集を知らないディレクターの無茶な指示
- 深夜3時の依頼&7時納品
- 単価アップが10円だけ、サムネ修正20回
- 報酬の支払い確認が甘く、こちらから連絡しないと放置
正直、「自由って楽なことじゃなかった」と実感しました。
会社員のときには考えなかったこと
- 税金・年金・保険料 ・確定申告 → 全部自分で手続き&支払い
- 健康診断 → 自腹&自分で予約
- 急な体調不良 → 代わりがいない、納期が詰む
会社員は実はめっちゃ守られてたんやな…と後から気づきました。
それでも私は、フリーランスでよかったと思っている
もちろん向き不向きはあります。
でも私は、
- 早起きしなくていい
- 誰にも合わせなくていい
- 自分の力で稼げてるという自信
- やっぱり編集が好き
そんな理由で、この働き方を選び続けています。
副業スクールも冷静に見て
最近は「動画編集で稼げる」「自由な働き方」などの広告が増えました。 でも正直、「本当にそんな簡単にいける?」と疑問に思う内容も多いです。
- SNSの口コミを見る
- 受講者の実績を調べる
- スクールの説明会には冷静な目で参加する
稼げるかどうかは、 「どこまで自分で動けるか」によるところが大きいです。
まとめ:フリーランスは“手段”であって“目的”じゃない
自由な働き方は、めっちゃ魅力的です。 でも、その自由は「苦労の上にある自由」やということを、忘れないでください。
まずは今の職場でできることをやってみる。 それでも無理なら、副業から始めてみる。
そして、それでも「やっぱりフリーランスしかない」と思えたなら、 本気で挑戦してみてください。
私もまだまだ模索中ですが、 この働き方を選んでよかったと思えています。
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